オリンパスの元社長、M.ウッドフォード氏による一連の経緯を記した一冊(この場合どう呼ぶのが相応しいのでしょうか。回顧録と呼ぶにはまだ早いし)が出ました。
出張の往復の新幹線の中で読みましたが、さすが当事者による記述は迫真の内容で迫ってきて、時間の経つのを忘れました。第三者委員会の調査報告書で、“悪い意味でのサラリーマン根性の集大成”とまで言われた実態は何だったのか、勿論当事者逮捕に至る法令違反行為は是非もありませんが、日本の企業風土というか、少しだけ複雑な思いも感じたりします。
明日の株主総会に注目したいと思います。