移設問題で揺れる普天間基地を
訪れて遠望してきました。遠望できるのはこちら嘉数高台公園です。
その展望台。
そして、普天間基地。ニュースなどで度々写される映像です。オスプレイも見えます。
周囲にはこの様に住宅が迫っています。右手前に2004年ヘリの墜落事故があった沖縄国際大学が見えます。この間、オスプレイが離陸訓練をしていましたが、重低音というか独特の爆音ですね。
ここ、嘉数高台は沖縄戦の激戦地。北谷湾に上陸した米軍を迎え討ち、17日間も攻防が繰り返された場所だそうです。
塹壕やトーチカ、指令壕跡などが今でも見られます。
トーチカの内部。(外部は鉄骨がむき出しになり原型を留めないほどの破壊状態です。)この狭い中で、圧倒的な兵力の差を前に家族を思いながら死んでいった兵士が何を考えていたのだろうと・・・。何がどうあろうと、再び日本の若者がこのような思いをするような事があってはなりません。
指令壕。
移転候補先の名護市辺野古地区。遠くに見えるのが埋め立て候補先ですね。
近隣の情勢、基地の負担、事情は複雑ですが、過去も現在も国の防衛の為に沖縄が負担を強いられてきて、それが今も続いている事は重い事実として考えなければならないでしょう。