春、この季節は生命の躍動がみなぎって老人も何となく若返るような錯覚に陥る季節でもあります。この日、風が強かったのですが最近色々と理屈を付けてはさぼりがちでもあるので、意を決して出かける事にしました。
強い北東の風に押されてふるさと広場に着きました。チューリップが見頃です。
すっかり緑色に覆われた風車の広場では幼稚園の生徒さん達が先生にじゃれついていました。(遠くに赤く見える一群の人達は介護施設のご老人です。これまでの人生お疲れ様でした。)
こちらには別の保育園の園児さん方が来ていました。
誰しもが懐かしく思い出す子供の頃、随分と遠くなりましたけど。
俗に、若い人たちに元気を貰うといいますが確かにそういう事はあると最近思います。老人だけでいるとどうしても老人モードになってしまうところ、あのはち切れそうな力のみなぎりには心のどこかで埋もれたままになっている元気が揺り起こされるような気がするのです。
そういう訳で、帰りは猛烈な逆風でしたが何となく脚に力が入るような気がしながら、しかし実際はよろよろと帰ってきたのでした。
模型飛行機の飛行場のタンポポが黄色のじゅうたんの様です。
地元名産の梨畑では梨の花も見頃を迎えていました。
農産物の花ですから鑑賞用とは言えませんが、その美しさは桜や桃と変わらないと自分は思います。
今日のお昼は久しぶりにワンコイン寿司を頂きました。
走行距離31.1km