印旛沼ポタリング日記

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2010年 02月 18日

星守る犬

去年一番読まれた本だそうです。

冒頭は、とある林道脇に放置された車の中で男性と犬の遺体が発見されるところから始まります。そして、物語はそこに至るまでのどこにでもいる、チョッピリ疲れた中年男と犬の心の交流を描いています。
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一見どこにでもありそうで、しかし実際にはありそうでない虚構の世界の物語ですが、グローバルとか市場原理主義とかが跳梁する世相に投げ出された一服の清涼剤。そんな感じが多くの読者の心を惹きつけたのでしょう。

“読み終えた瞬間、「おとうさん」という声が、遠くからかすかに聞こえた。涙が出た。せつなくて、うれしかった。” 重松清(作家)

村上たかし著
双葉社 762円
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by imba_potter | 2010-02-18 22:21 | 日々のよしなし事


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