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印旛沼ポタリング日記

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2012年 03月 01日

ニッポンのワインのこと

ワインといえばフランスとか、カリフォルニアとか、オーストラリアとか、外国産が本場といわれています。しかし、そんなワインも最近は中国他の需要もあって、とみに値段が上がっているそうです。ニッポンのワインの実力を知りたくて、行ってきました。
ワインのふるさと甲斐路を目指して、特急あずさはひた走ります。
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着いたのはこちら。先ずは昼食を兼ねて、一杯を頂きます。うん、これは中々いけるぞ。ニッポンのメルローですね。
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次に、ツァーでお邪魔したのがビジターセンターのテイスティングです。一本一本説明を聞きながら味わいます。タンニン、かんきつ、干草、カシスなどワイン好きな人ならお馴染みのキーワードが飛び交います。
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ニッポンのワインもここまで来たか、というのが実感でした。それが分かる頃には結構きてますね。
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それだけじゃ許してくれません。チャンと、ワインの歴史の勉強までさせられさせていただきました。
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開国とほぼ同じ頃からですから、150年近く。長い歴史があるんですね。
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その当時の国産ワイン。醸造家から偶然発見された日本最古のワインだそうです。
驚いたのは、瓶は貴重品。当時は外国船の船員が飲み干した空き瓶を再利用していたそうです。中には、横浜の港で海中から拾い上げたりしたとか、苦労が偲ばれます。
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最後に、今も使われているブドウ畑を見学して今日の勉強会は終了しました。
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値段が同クラスの輸入ワインと比べて倍くらいになってしまうのが玉に瑕ですが、それ以上の値打ちを感じた日です。ご案内頂いたU野さんも同年代としてとっても好感が持てる方でした。頑張れ!ニッポンのワイン。

by imba_potter | 2012-03-01 19:11 | 日々のよしなし事


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